価格を追求した電話代行
報告がないとその仕事の組立もスムースにいかない。
「仕事は当然、積極的にしてほしいが、それ以上にやった仕事の報告だけはきっちりとしてほしい」というのが、上司の考え方なのである。
ホウレンソウを細かく行なうことは、単に仕事を正確にミスなくムダなく進めるためだけではない。
よい人間関係を築くうえで必須の条件でもあるのだ。
ホウレンソウがきちんと守られていれば、仕事でミスが生じることはない。
部下にミスがなければ、上司は安心して仕事を任すことができる。
それが上司と部下のよりよい人間関係を築く基本になるのである。
逆に、ホウレンソウが足りないとどうなるか。
当然のことながら、上司と部下の間に行き違いが生じ、仕事のうえでのムダ・ムラ・ムリ・ミスが多発することになる。
そうなれば、上司は安心して部下に仕事を任せることはできない。
注意や叱責をすることも多くなる。
その結果人間関係もぎくしゃくしてくる。
仕事の結果が出ないのに、人間関係だけがうまくいくということはまずあり得ない。
上司が可愛いと思う部下は、やはり仕事のできる部下なのだ。
どんなに人間性がよくて、マジメで素直でも、仕事ができなければ、上司は「可愛い部下」とは思わない。
その意味でも、ホウレンソウをきちんと実行することが、上司との間でよい人間関係をつくろう。
上司・先輩に可愛がられる部下・後輩を見ていると、ノンバーバル(非言語)の部分での自己表現のうまい人が多い。
具体的に言えば、表情が常に明るいとか、態度がきびきびしているといったことである。
朝から暗い顔をしていて、まともに挨拶もできず、動きはスローモー、仕事をやるつもりがあるのかどうかわからない。
そんな部下がいたとしたら上司の方が疲れてしまう。
かりにどんなに仕事ができたとしても、上司としてはこんな部下は願い下げだ。
たとえ気分の悪いことがあったとしても、はきはきとした言葉づかい、明るい挨拶、呼ばれたときのはっきりとした返事、などを忘れるべきではない。
そうした態度・言葉づかいは、人間関係のうえで大きな要素となるからだ。
もちろん、身だしなみやマナーも大切である。
優秀な人、仕事ができると言われる人たちは、決まって身だしなみやマナーがしっかりしている。
自分の立場を踏まえ、相手の立場を理解しているから、自然にそのような態度になるのだろう。
自分を知り、相手(上司・先輩)を理解することは、コミュニケーションの基本と言える。
飾りたてるのではなく、また、必要以上に地味ではない、その職場に合った清潔な身だしなみが、よい人間関係を築くための第一歩である。
いつ見ても身だしなみはなっていない」、目上の人間に対するマナーもできていない。
しかも時間にはルーズ。
遅刻や早退は多い、与えられた仕事もアバウトで、ナアナアでかたづけようとする。
しかも、注意を与えると返ってくるのは言い訳ばかり。
「スミマセン!他の仕事が忙しくてできませんでした」「スミマセン!忘れてしまいました」「スミマセン!それで良いと思いました」こんな部下が、上司との間でよい人間関係を築こうと考える方がおかしい。
人間関係の基本にマナーやけじめが必要だといくのも、そうした意味なのである。
何でも物事に対してネガティブ(否定的)に考える人がいる。
上司にしてもこうした部下は困りものだ。
たとえば、これまで経験したことのない仕事をやってみる気はないかと上司に聞かれた場合、キミならどう答えるだろうか。
「いやー、これまでやったことがないので自信がありません。
できれば他の人にやって欲しいのですが」「私には荷が重すぎますよ。
勘弁してください」とこんな風に答えるだろうか。
だとしたら上司はがっかりしてしまう。
これでは、どんな仕事も安心して任せることはできない。
では逆に、次のような返事が返ってくればどうだろう。
「これまで経験はありませんが、ぜひ私にやらせてください」「私も一度やってみたいと前から思っていたんです。
ありがとうございます」こんな積極的な答えが返ってくれば、こいつはなかなか見込みがあるなと上司は考える。
もうおわかりだろう。
ポジティブ(肯定的)に考える部下は上司から信頼され、人間関係もうまくいく。
逆にネガティブに考える部下は上司からの信頼が得られないから、人間関係もうまくいかなくなってくるのだ。
上司との間で良好な人間関係を保とうと思うのなら、何事に対してもポジティブ(肯定的)に考える習慣を身につけることだ。
もちろん、上司のいうことがいつも正しいとは限らない。
場合によっては上司の意見に否定的な考えを述べることだってあるだろう。
しかし、批判することが上司の期待に応えることだと勘違いしてはいけない。
上司に「この件はどうだろう」と聞かれたときに、「それはダメですよ」「成功する可能性は低いんじゃないですか」などと批評家ぶった意見を言っているだけでは、上司にまず信頼されない。
ダメだと思うのなら、ではどうすればよいのか、成功の可能性を高めるにはどんな手を打てばよいのか。
上司が聞きたいのは批判のための批判ではない。
改善のための批判なのそれをはき違えて自信満々に批判しているとしたら、その人は、レベルとして低い部類の部下であり、とうてい上司の信頼は得られない。
先にも述べたように上司との人間関係の基本はまず仕事である。
仕事もできないのに、人間関係だけうまく保つなどということはとうてい不可能な話だ。
その意味で、上司の指示・命令を正しく受けて実行することも、よい人間関係を築くための基本だといえる。
指示・命令は仕事の第一歩であり、それを実行できるかどうかが、上司の信頼を得るカギになるからである。
指示・命令を受ける際のポイントは、次のとおりである。
まず大切なことは、上司に呼ばれたときは、明るく元気よく「はい」と返事をすることだ。
「なんだ、そんなことか」と思うかもしれないが、言うは易く行なうは難しく、実際に実行している人は少ない。
他に仕事があって忙しいときでも、上司に呼ばれたらまず「はい」と返事をして席を立つ。
それだけで、上司は「彼は積極的に仕事に取り組んでいるな」という印象を持つはずだ。
そのことが安心感、信頼感にもつながっていく。
この信頼感、安心感がないと一緒に仕事をやっていくことはなかなかむずかしい。
「彼に仕事を頼むのは危ないかな」と上司に思われては、人間関係もマイナスに作用する。
どんなに忙しくても、面倒であっても、指示・命令を受ける時点で上司がイヤな気分にならないように心掛けることが、第1に肝心なことである。
仕事を頼む上司は、順序立てた話の仕方を心得ているはずだ。
それをいちいち話の腰を折って質問をすると、上司もイライラしてくる。
指示・命令を受けるときはうまず上司の話を最後まで聞くこと。
自分の意見やわからない点を質問するのはその後でよい。
上司は部下の態度と動作で、自分の話がきちんと伝わっているかどうかを判断する。
したがって、上司が話しているときには、きちんと返事をする、あいづちを打つという態度で、自分が理解していることを伝えることも大切だ。
よく、別の仕事をしているときに、上司から別の要件を指示されたりすることがある。
そんなとき上司の指示・命令・依頼が必ず実行できるとは限らない。
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